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Palm maison が提案するメンズのFashion・Culture・Style・Future
   

† May 19th, 2017

macromauro designer interview

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自らの頭の中を「秩序あるスラム街」と例え、独特な世界観で作品を発表するブランド "macromauro"
今回はそのmacromauroのデザイナー"福本将之"さんにお話を伺ってきました。








●カバンや財布を作り始めたきっかけ、
またバッグメーカーでデザイナー職を始めた経緯は? 
元々、自分で使うバッグを作ろうと思って始めたのですが、なぜバッグなのかと言われれば、単純な理由で簡単だからです。
袋に穴が空いていて荷物が入ればバッグになるので。それと、自分が欲しいバッグがなかったのも理由の一つです。 


 
↑デザイナーが始めて制作したオリジナルのバッグ。
自分の為に作ったというバッグは、ganmaシリーズを彷彿とさせるデザイン。












●macromauroのブランド名に意味はないとお伺いしていますが、語感で決めた・造語であるなどのエピソードはありますか。 
大学卒業後に3ヶ月程仕事をしていない時期があり、毎日ゴロゴロしてひたすら絵を描いて過ごしていたのですが、その時にふと妄想でブランドでも作ろうかなと思い、まずは名前を付けようということで自分が知っているブランドの名前をスケッチブックに書き出して、文字を分解しながら丸2日くらい考えて、macromauroという名前にしました。 


●秩序あるスラム街、偶然性の中にある必然性が唯一のブランドコンセプトとお伺いしていますが、デザインや製作の際に、空間や場所などから着想を得ているということでしょうか。
それともスラム街という空間が福本さんの頭の中にあってその中で創作されているということでしょうか。少しコンセプトの部分でお聞かせいただきたいです。 
自分は、特定のジャンルのものだけに興味があるのではなく、あらゆるモノと事に興味があります。スラム街というのは、そういう自分の頭の中の混沌としている状態を例えています。
コンセプトというものはないのですが、混沌とした思考の中にもルールがあり、それに基づいてmacromauroはできていると思っています。


●他にはデザインのイメージソースはどういったものから得られていますか? 
その時々で変わりますが、ここ3〜4年は素材でインスピレーションを受けることがほとんどです。そればっかりも嫌になってきてますが…


●何かの制限や表現に捕らわれない自由さという印象をブランドから受けるのですが、福本さん自身若い頃から自由に発想し行動するタイプでしたか? 
基本的に昔からルールに縛られることは嫌いでした。
なんでこうしないとダメなんだろうという疑問は小さい頃からあったように思います。
ただ、行動しだしたのは23歳あたりからです。人がやっていないことをやるということは常に意識しています。









●ペイントシリーズの配色などはどのような形でお決めになっていますか?
始めから配色は意識しているなど、お教えいただけますでしょうか? 
ペイントシリーズは始めて8年くらいになりますが、未だに配色の統計はとったことはありません。
それをしてしまうと先入観で同じものばかりできてしまうので。
今はスタッフも作業をしていますが、特に制約はなくその時の気分で手にとった色を使うようにしています。


●株式会社六山水の山水という言葉から、始めに枯山水を思い浮かべたのですが、禅や仏教などに対するご興味があるのかなと思いました。そういった点を踏まえて会社名に込められた特別な意味はありますか? 
六山水の言葉には意味はありませんが、圧倒的な力があるものに対する敬意というのが無意識に出てきたのかもしれません。







●オフィシャルのサイトの作りが非常に面白いと感じました。福本さんご自身でデザインしているのですか?
また、ショップリストにある各都道府県のスケッチやコラージュなども興味を惹かれました。
サイトは自分でアイデアを出すこともありますが、作っていただいている方がとても柔軟かつおもしろい発想の持ち主なので、その方とのやり取りの中でイメージが具体的になっていきます。 macromauroショップリストページ


●海外へのお取り扱いもありますが、今後海外で活動することを考えていますか? 
ブランドの展開は勿論ですが。インスタレーションをやりたいなどなど
興味はありますが、こちらからアピールすることは考えていません。
共鳴できる人とご縁があれば、おもしろいことをしたいなというのはあります。


●カバン・財布や革小物は勿論、ブランケットなども作られていますが、
洋服をしっかりと作りたい!などその他に現在制作したいものはありますか? 
家具はやりたいですね。ソファー、テーブル、照明など自分の身近にあるプロダクトは
興味があります。最近は車にはまっているので、それにまつわるものもいいですね。










● 今回の展示会開催のキッカケはありますか? 
今回の展示会は写真家の石丸直人さんに作品を見せていただいた事から始まりました。
カカオの実をストレートに撮った作品だったのですが、それがすごく良くて一気にテンションが上がりました。その勢いでその他のシリーズもアイデアが出てきてという感じです。


●もちろん全て自信作だと思うのですが、
ずばり、今回の新作の中でも一番のお気に入りはありますか? 
もちろん自分が良いと思うものしか発表しませんが、やはりカカオシリーズは一番気に入っています。
石丸さんの写真が素晴らしいので、それに見合う表現をしなければいけなかったのですが、最終的にメッシュと白生地のどちらにもプリントして、重ねるという手法をとりました。これは良かったと思います。 

石丸直人さんの写真をプリントしたメッシュ生地と白生地











始まりから現在に至るまで、また未来に向けてもお話しをして頂きました。
最後にmcromauroを生み出すデザイナーの手のひらを撮影。
彼がどんな作品を作り続けていくのか、引き続き macromauroに要注目です。
Palm masion sotreにて 今回ご紹介した最新シリーズも公開予定ですのでお楽しみに。


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macromauro
http://www.macromauro.com/

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http://www.store.palm-jpn.com/fs/palm/c/roots-macromauro/

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GUSTAVE HIGUCHIYUKO

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